如何せん長編映画なので躊躇していたのだけれど、金曜の夜にふと、明日『ドライブマイカー』観たいわって気分になり、梅田のTOHOシネマにて。17-20。
--ネタバレなしの感想--
3時間は長かった。
(ポップコーン食べきるには最適時間)
映像がとてもきれいだった。
主演は西島秀俊ではなく、あの赤い車だった。
なんせ村上春樹の短編からなので、好き嫌いが分かれそうではある。
車好きな人は、観る価値あると思う。車のドアを閉める時の「パタン」という乾いた音とか、サンルーフに煙草を持つ手をかけながら、高速走るところが印象に残っている。
人間の内側というか、心と向き合う作品なので、単調だしつまらないと感じる人もいるかもね。私は結構好きだ。
あと、村上春樹らしいというか、オンザロックが度々出てくるので、ウイスキー飲みたくなります。ひとりで飲んで帰ろうかなと思ったけど、ポップコーンのおかげで全然お腹がすいてなかったので、ドラッグストアでUZUのライナー、FUJIKOの眉ティント買って帰宅。玄関には見慣れない傘。
土曜日なのでコベカブ会に参加。おしゃべり。
お昼は、洗濯しながらソーラーで発電しながら3年ぶりのコーチェラをみつつ、WakeUp(ArcadeFire)を歌っていい気分だった。
ついつい口ずさんでしまうSuburbs。ArcadeFireでいちばん好きな曲。
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今週の木曜夜、大雨が降ったんです。大阪のみなさん、覚えてますか。
私はいつものことながら折りたたみ傘をもっておらず、会社の置き傘も持たずに会社を出たら、最寄り駅まで着いたころには豪雨。
同じ電車に乗っていたサラリーマンたちは、足を止めることなくスマートに鞄から折りたたみ傘を取り出し、差しながら帰っていく。
とりあえず少し濡れながらスーパーに駆け込んで、時間をつぶすことに。
買い物を終えても、まぁやむような雰囲気の雨ではなかったので豪雨でしょ。
参ったなと思いながら、雨雲レーダーと空を眺めて、家族のいる人たちは、次々とお迎えがくるのを横目でみたり、同じように足止め食らっている人もいて。
そうしていると、なんと向かいに立っていた自転車のおっちゃんが、私にビニール傘を差しだし、くれるという。
『僕は家がこの近所やから、この傘さして帰りー。ほら自転車で傘さすと危ないし、昔、自転車でこけて、ここやったことあんねん(肋骨をさわりながら)。』
『大丈夫、帰ったらすぐ風呂入るから(^^)』
おっちゃんが天使に見えた・・・
私の方が家近いですよとは言えず、大雨の中猛スピードで消えていったおっちゃん。
ありがとう。不意打ちの親切にぽかんとしてしまったけれど、こんなこともあるんやなぁ、大阪やなぁと思った日でした。
おっちゃん!住所教えて!今度返しに行くわ!って言いかけたのですが、やめました。
買ったばかりのビール渡せばよかったな。
私も誰かの傘になりたい。
私も次は、誰か知らない人に親切な何かを渡したい。
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奈良藤枝珈琲焙煎所。中川政七商店で購入。粉を買ってた。最近しばらく豆を買ってたので、ツインバード(コーヒーメーカー)の豆注入口に粉を入れてしまい、失敗。忘れっぽい。